鉄建建設は今期末配当の増配が好感され4年ぶりの高値2800円台に進む

■株主還元の充実について計画し当初予定比20円増の100円に

 鉄建建設<1815>(東証プライム)は3月21日、一段高となり、午前10時にかけて9%高の2823円(243円高)まで上げて2020年2月以来の2800円台に進み、その後も2790円前後で売買されて強い相場となっている。19日の夕方に2024年3月期末配当の増配を発表し、好感買いが優勢になった。

 24年3月期末配当を、当初予定の1株80円から20円増配し100円(前年同期比でも20円の増配)に修正するとした。現在策定中の「鉄建建設グループ中期経営計画2028」(次期中期経営計画)でも、企業価値向上における重要課題との認識の下、株主還元の充実について計画している。具体的な資本政策や株主還元方針は「次期中期経営計画」で公表するが、検討内容を踏まえ、令和6年3月期から株主還元の充実を図ることとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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