■モビリティカンパニーへの変革を加速
トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は3月22日、2029年度に東京・品川に新東京本社を開業すると発表。新本社は、京浜急行電鉄<9006>(東証プライム)と共同事業で建設される計画建物内に設置される。
トヨタは、CASEをはじめとする技術革新により、自動車産業の概念が大きく変わろうとしている中、多様なモビリティサービスを通じて、世界中の人々に笑顔や幸せを提供するモビリティカンパニーへのモデルチェンジを目指している。新東京本社は、その実現に向けた重要な拠点として、ソフトウェア開発機能の強化や、実証に必要な設備の導入など、新たな領域を中心とした取り組みをリードしていく役割を担う。
最新のオフィス設備に加え、オフィス内へのモビリティ実機の持ち込みを可能にするなど、ここに集う多様な人材がクリエイティビリティを発揮できる環境づくりを目指していく。新しい働き方を実践できる福利厚生等の制度やインフラの導入も検討していく予定である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)