セーレンは増配と株主優待の拡充が好感され2000年以降の高値を更新

■過去最高益の見通しとなり3月期末配当を当初予想の23円から30円に

 セーレン<3569>(東証プライム)は3月26日、一段高で始まり、取引開始後は2717円(84円高)まで上げて約1年3か月ぶりに2000年以降の高値を更新している。25日の15時に配当予想の修正(増配)と株主優待制度の拡充を発表し、好感買いが先行した。

 配当予想は、2024年3月期の連結業績予想が過去最高の業績となる見通しであることから、期末配当予想を当初予想の1株23円から7円増の30円(前年同期比でも7円の増配)に修正するとした。また、株主優待は、現行の優待に加えて、毎年3月末日の株主名簿に記載された100株以上ご所有の株主を対象として、同社商品の購入に使える株主優待クーポン(3000円分)を贈呈する。24年3月末日を基準日とする株主優待制度から実施する。今年の3月期末の配当・優待を確保するための買付期限(権利確定日)は3月27日になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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