小糸製作所がストップ高買い気配、第1次中期経営計画策定・自己株式取得を発表

■2030年度に向け、2026年度目標として売上高1兆円以上を目指す

 小糸製作所<7276>(東証プライム)は3月29日、500円高(24.57%高)の2535円でストップ高買い気配となっている。同社は3月28日の取締役会において、2024~2026年度の3ヵ年を対象とする「第1次中期経営計画」を採択した。この計画は、自動車業界の変化、世界的なEV化の進展、ADAS・自動運転技術の普及・高度化などの外部環境の変化に対応し、収益力の強化を目指すものである。

 強固な収益基盤の構築、売上拡大と生産体制の拡充、社会に求められる製品・技術の創出に向けた成長投資を推進し、2030年度に向け、2026年度目標として売上高1兆円以上、営業利益率8%、ROIC・ROE9%以上を目指していく。

 株主還元は2000億円以上(2024~2028年度5ヶ年累計)を目指す。連結配当性向40%以上を目安に配当を実施していく。これに基づいて同日、発行済株式総数の11.37%に当たる3500万株・500億円を上限(取得期間は4月1日から25年3月24日)とした自己株式取得実施を発表した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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