エスプール、鹿児島県和泊町とゼロカーボンシティ実現に向けた包括連携協定を締結

 エスプール<2471>(東証プライム)は3月29日、鹿児島県和泊町(町長:前 登志朗)と包括的連携協定を締結し、同町の地域資源を活用したゼロカーボンシティへの取り組みを開始すると発表。

■協定の背景

 同社では、自治体向けに脱炭素支援事業を展開しており、CO₂排出量の算定や温暖化対策の計画策定及び実行支援、脱炭素地域づくりを通じた地域固有の課題解決など、包括的なサービスを提供している。

 一方、和泊町は、奄美群島の沖永良部島に位置し、全島がサンゴ礁で覆われるなど豊かな自然環境を有している。しかし、台風や豪雨による影響が大きく、気候変動対策は喫緊の課題であり、2022年1月に「ゼロカーボンシティ宣言」を表明し、脱炭素を通じた持続可能なまちづくりに取り組んでいる。

 このような中、同社は和泊町と包括的連携協定を締結し、同町のゼロカーボンシティ実現に向けた支援を行うこととなった。和泊町との提携は全国で14件目、鹿児島県では初となる。

■提携の内容

 同提携は、和泊町のゼロカーボンシティ実現に向けた実行支援を中長期的に行っていく。具体的にはCO2排出量算定システムの活用や、その削減に向けた市民及び事業者への環境活動に対する普及活動などを実施していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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