三菱鉛筆が新入社員を迎えるユニークな伝統的『鉛筆けずり入社式』を実施

■創業の原点「鉛筆」への愛着を深め、自己研鑽を促す

 三菱鉛筆<7976>(東証プライム)は4月1日、新入社員18名に対して、第17回「鉛筆けずり入社式」を開催した。同式は、創業の原点である「鉛筆」を小刀でけずり、デッサンを行うことで、新入社員が自己研鑽を続け、創造性を発揮しながら成長していくことを願って2008年から実施されている。

 式では、社長の数原滋彦氏が「鉛筆はけずることで書くことができるようになるように、皆さんもこれから三菱鉛筆社員として自己研鑽をして成長していってほしい」と挨拶。新入社員たちは、先輩社員の手本を見ながら真剣に鉛筆をけずり、けずりたての鉛筆を使って“樹”のデッサンに挑戦した。

 デッサン講師を務めたDessinLABOの講師は、「デッサンは観察力、集中力、表現力を養うことができる。自分の手で鉛筆をけずり、デッサンをすることで、ものづくりの大切さを実感してほしい」と語った。新入社員たちは、「純粋に楽しむことができた」、「新鮮な気持ちで取り組めた」と感想を述べ、今後の社会人生活への意欲を高めた。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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