■出光興産や石油資源開発などそろって高い
INPEX<1605>(東証プライム)は4月3日、一段高で始まり、取引開始後は2399.0円(74.5円高)まで上げて3日ぶりに直近の高値を更新し、2008年以来の高値に進んでいる。イランの在シリア大使館が空爆を受けたことに対し、「イラン最高指導者ハメネイ師『犯罪を後悔させる』報復誓う声明」(NHKニュースWEB4月3日午前4時7分)と伝えられ、NY原油相場が大きく値上がりし、原油高効果などへの期待が再燃している。出光興産<5019>(東証プライム)や石油資源開発<1662>(東証プライム)などもそろって高い。
米国2日のNY原油先物は1バレル85.14ドル(1.44ドル高)と大きく値上がりした。これまで、イスラエルがガザに進行した後もイランに危機が及ばない限り原油は安定的とされてきたが、情勢がやや変化してきたとみられている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)