住友金属鉱山は年初来の高値を4日連続更新、金や銅が最高値、「わかりやすい買い材料」で注目度強まる

■カナダの金鉱山開発プロジェクトでも生産を開始

 住友金属鉱山<5713>(東証プライム)は4月4日、一段高の出直り継続となり、取引開始後は7%高の5190円(361円高)まで上げ、年初来の高値を4日連続更新。約7か月ぶりに5000円台を回復している。米国3日のNY金先物が連日最高値を更新したと伝えられ、銅の国内地金相場もプライスリーダーのJX金属が3日に建値を1トン140万円とし最高値を更新したとされるなどで市況高の追い風に期待が強まっている。

 国内では菱刈金山(鹿児島県)を保有し、海外でも4月1日にカナダの「コテ金鉱山開発プロジェクトにて生産開始」と発表するなど、「金」関連株としての注目が強まっている。わかりやすい買い材料とされており、昨3日までで6日続伸となっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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