■日経平均は一時700円高、台湾の地震でも半導体供給に支障なしの見方
ソシオネクスト<6526>(東証プライム)は4月4日、次第高となって一段と上値を追い、午前11時には17%高の4687円(698円高)まで上げて年初来の高値を更新し、東証プライム銘柄の値上がり率1位に躍り出る場面を見せて活況高となっている。朝、モルガンスタンレーMUFG証券が投資判断を引き上げ、目標株価は2100円引き上げて5200円に見直したと伝えられ、注目度が強まった。さらに、4月1日から日経平均(225種)採用になり、4日の日経平均が一時700円高の大幅反発となる中で採用銘柄に機械的な買いが入っているとされ、値上がりが増幅されたと見られている。
日経平均は昨3日に一時621円87銭安(3万9217円04銭)まで下押し、イスラエルとイランの緊張に加え、台湾で発生した地震を受けて半導体の供給や大陸からの干渉などが懸念されたとみられているが、半導体の供給については大きな被害がないとされ、4日の株式市場は買い直す動きが活発化している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)