ユニチカが一時21%高、世界最高レベルのハイエントロピー合金を開発とし注目集中

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■多元系合金、高性能な水素生成電極などに近年、新しい金属材料として注目

 ユニチカ<3103>(東証プライム)は4月4日、一時21%高の204円(36円高)まで上げて約5か月ぶりに200円台を回復している。同日午前、「世界最高レベルの高表面積を有するハイエントロピー合金の開発に成功<次世代エネルギーに貢献できる新たな材料開発>」と発表し、買い気配を交えて上値を追った。

 発表によると、ハイエントロピー合金は、5種類以上の元素が同程度含まれる主成分を持たない多元系合金で、近年、新しい金属材料として注目されている。新開発の技術は、様々な組成のハイエントロピー合金に応用できるため、次世代エネルギーとして期待される水素利用を促進する高性能な水素生成電極や燃料電池用電極触媒などの創出が期待されるとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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