ケンコーマヨネーズが再び上値を追う、業績好調、キユーピーの好決算を受けあらためて高業績を見直す
- 2024/4/8 11:41
- 業績でみる株価
■3月決算の連結純利益は前期比4.9倍の23.9億円の見込み
ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)は4月8日、再び上値を追う相場となり、8%高の2127円(153円高)まで上げて約1か月ぶりに2000円台を回復し、2月につけた2020年来の高値2250円に向けて出直っている。直接的には、前取引日に業績予想の増額修正を発表したキユーピー<2809>(東証プライム)の高業績を受けてケンコーマヨネーズの業績にも期待が高まったと見られているが、ケンコーマヨネーズも2月に2024年3月期の連結業績予想の大幅な上方修正と配当予想の修正(増配)を発表しており、あらためて高業績を見直す買いが増幅したと見るべきのようだ。
ケンコーマヨネーズは2月13日に業績予想の大幅な上方修正と配当予想の修正(増配)を発表し、食用油や鶏卵価格が落ち着きを見せ始めたことを鑑み、24年3月期の連結営業利益は従来予想の2.3倍の28億円の見込み(前期比でも2.7倍)に引き上げ、親会社株主に帰属する当期純利益は4.2倍の23.9億円の見込み(同4.9倍)に引き上げた。また、24年3月期の期末配当は1株につき20円(従来予想比5円増、前期比11円の増配)の予定とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)