■6月10日から再配達削減と利便性向上を目指し、荷物の受け取り選択肢を拡大
ヤマトホールディングス<9064>(東証プライム)のヤマト運輸は6月10日から、個人向け会員サービス「クロネコメンバーズ」の会員を対象に、「宅急便」と「宅急便コンパクト」の受け取り方法に「置き配」を追加すると発表。長年、再配達問題に悩まされてきた物流業界にとって大きな転換点となる。
国内EC市場の拡大とライフスタイルの多様化により、荷物の受け取りニーズは多様化している。政府は「2024年問題」への対応として、再配達率の削減を目指している。
「クロネコメンバーズ」の会員は、2024年6月10日から「宅急便」「宅急便コンパクト」で「置き配」を利用できるようになる。ただし、「クール宅急便」「宅急便着払い」「宅急便コレクト」は対象外である。
会員は「お届け予定通知」「ご不在通知」「My荷物一覧」から「置き配」を選択し、受け取り場所を指定する。配達完了後は「お届け完了通知」から荷物の写真を確認できる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)