メタプラネット、新たな資金管理戦略として10億円分のビットコインを購入

■円安・マイナス金利時代における新たな財務戦略

 メタプラネット<3350>(東証スタンダード)は4月8日、新株予約権の譲渡により調達した資金を用いてビットコインを購入すると発表。購入総額は10億円までとし、これは資金管理戦略の一環であり、ビットコインや仮想通貨に精通した戦略的パートナーとの新たな出資によるもの。

 円安とマイナス金利政策の影響を受け、ビットコインの価値は長期的に見て上昇傾向にあり、流動性の高い通貨としての地位を確立している。同社は、ビットコインを自己資産に組み入れることで、インフレヘッジとしての機能、マクロ経済回復からの恩恵、および長期的な資本価値向上の可能性を見込んでいる。

 同社では、ビットコインの保有残高を四半期ごとに時価評価し、評価損益を損益計算書の特別項目に計上する。また、四半期業績に著しい影響が発生した場合には、速やかに開示する予定としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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