東急不動産HDが出直り強める、「SHIBUYAタワー」販売用不動産の売却など材料視
- 2024/4/9 09:27
- 材料でみる株価
■9日朝は四半期決算説明会資料を開示、冷凍冷蔵倉庫事業の報道も
東急不動産HD(東急不動産ホールディングス)<3289>(東証プライム)は4月9日、2日続伸基調で始まり、取引開始後は1211.5円(22.5円高)と出直りを継続している。8日付でShibuya Sakura Stage(シブヤ・サクラステージ、東京都渋谷区)の「SHIBUYAタワー」10~23階など一部フロアの区分所有権の共有持分相当の売却を発表し、9日朝には第3四半期決算説明会資料(2024年3月期、説明付)をホームページに公開、さらに、「冷凍冷蔵倉庫事業を開始」と日本経済新聞が伝え、注目が集まっている。
「SHIBUYAタワー」の一部売却は、販売用不動産の売却として開示し、帳簿価額は715億95百万円(23年12月31日時点)。売却価格は、23年3月期の連結売上高の10%以上に相当する額で、売却益は23年3月期の連結経常利益の30%以上に相当する額。25年3月期及び26年3月期連結決算に計上する見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)