■8日、「取戻し計画」が承認されたと発表、「廃炉」の方面でも前進の見方
東京電力HD(東京電力ホールディングス)<9501>(東証プライム)は4月9日、再び上値を追って始まり、取引開始後は5%高の1044.5円(53.5円高)まで上げ、3取引日ぶりに2011年以来の高値を更新して売買活発となっている。柏崎刈羽原発7号機の稼働再開に向けて期待が継続する中で、8日には、経済産業大臣に申請していた「廃炉等積立金の取戻しに関する計画」(取戻し計画)が承認されたと発表し、廃炉に関するプロジェクトもさらに前進することになったと受け止められている。
発表によると、この取戻し計画は、廃炉等積立金制度に基づくもので、経済産業大臣が認可した金額を同社が積み立て、経産大臣が承認した取戻し計画に基づいて、同社は積立金を取り戻し、廃炉を実施する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)