住友商事と三井物産が上場来の高値、首相訪米で材料出現の期待、米バフェット氏の投資会社が円建て債を発行の観測も追い風
- 2024/4/9 11:28
- 材料でみる株価
■社債で調達した資金を大手商社株の買いに充当する可能性も連想
住友商事<8053>(東証プライム)は4月9日、一段高となり、午前10時30分過ぎに3783円(66円高)まで上げて約3週間ぶりに上場来の高値を更新し、活況高となっている。岸田首相が8日訪米の途に就いたことを受け、日米の半導体戦略や新エネルギー戦略などの面から新たな期待材料が出る可能性が言われている。
また、米ウォーレン・バフェット氏の投資会社バークシャー・ハザウェイが近々円建て社債を発行すると伝えられ、社債で調達した資金をバフェット氏が数年前から注力しているとされる大手商社株の買いに充当する可能性も連想されているようだ。三井物産<8031>(東証プライム)も上場来の高値に進み、大手商社株はそろって高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)