データセクションがストップ高、先端AIデータイノベーション研究所(AIDI)を設立

■AI技術の研究から事業への迅速な還元を目指す

 データセクション<3905>(東証グロース)は4月10日、300円高(26.32%高)の1440円とストップ高している。同社は4月9日、AIやデータサイエンス領域における成長ドライバーの発掘、採用活動への寄与、案件創出を目指し、先端AIデータイノベーション研究所(AIDI)を新たに設立したと発表。同社は、大容量データ分析やAIによる高性能画像解析に強みを持ち、南米を中心に企業のDX化・業務合理化を支援している。AIDIは、LLMや生成AIなどの先端技術の研究を行い、グループへの迅速な技術還元を目的としている。

 世界で35%以上の企業がAIを導入しており、この流れを受けてAIDIが設立された。研究所は、ビジネスシーズの発掘や採用活動への寄与、既存事業への案件創出を行う。研究員には、データセクションの創業者である橋本大也氏や、多様なデータビジネス経験を持つ酒巻隆治氏が含まれる。

 各研究室は、生成AIのビジネス領域への普及やAIによるカルチャー領域の評価と価値向上をテーマに掲げている。研究内容の詳細やロードマップ、研究成果は今後の進捗に合わせて発表される予定である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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