ネオジャパンが昨年来の高値を更新、主製品のMicrosoft365連携を強化、マイクロソフトの国内大型投資報道を受け連想買いの見方

■『desknet’s NEO』4機能・80項目の機能を拡張した最新バージョンを開始

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は4月10日、一段高となり、7%高の1346円(84円高)まで上げて約1か月ぶりに昨年来の高値を更新し、2022年1月以来の高値に進んでいる。3月下旬にグループウェア『desknet’s NEO』について、「Microsoft365連携においては新たにTeamsとの連携に対応」を含む14機能・80項目の機能を拡張した最新バージョン8.5の提供開始を発表しており、株式市場では期待が強い様子。さらに、4月8日から訪米中の岸田首相が「訪問2日目はマイクロソフトの社長ら経済関係者と意見交換を行いました」(日テレNEWS)と伝えられ、マイクロソフトは日本国内でデータセンターの拡充に取組み「2年間で29億ドル(約4400億円)を投じる」(日本経済新聞4月10日付朝刊)とされ、関連銘柄として連想買いが波及したようだ。

 ネオジャパンは創業から約30年にわたってグループウェアなどビジネスICTツールの開発を追求してきた。グループウェア「desknet’s NEO」は豊富な機能とわかりやすさにこだわり国内最大級の500万ユーザー以上の販売実績を持つ。また、紙・メール・Excel主体の非効率な業務を4ステップで社内システム化するノーコード業務アプリ作成ツール「AppSuite」、ビジネスチャット「ChatLuck」を主力製品としている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る