■売上高は前期33%増加、今期は22%増を見込み引き続き大幅拡大傾向
リックソフト<4429>(東証グロース)は4月15日、急伸相場となり、前場22%高の1908円(343円高)まで急伸して一気に2023年7月以来の1900円台に進み、後場寄り後も19%高の1865円(300円高)前後で売買され、大きく出直っている。前取引日の12日に発表した2月決算(連結)が全体に従来予想を上振れて着地し、今期・25年2月期の予想も売上高も含めて2ケタの伸び率としたため注目が強まった。
2024年2月期の連結決算は、売上高が前期比33.2%増加し、営業利益は同21.7%増加した。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は同36.5%減少した。ライセンス売上げ、自社ソフト売上げがともに当初の想定を超える大幅な増加となり、信託型ストックオプション関連損失は昨年10月に開示した予想を下回った。一方、今期・25年2月期の連結業績見通しは、ライセンス元のAtlassian(アトラシアン)社のクラウド化への移行の方針をうけ、開発、導入から運用までの徹底したサポートなど、当社の付加価値を引き続き提案し、売上高を22.1%増と引き続き大幅な拡大を見込む。営業利益は22.2%増、親会社株主に帰属する当期純利益は2.2倍を見込む。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)