加藤製作所とカナモトが「ショベルカー無償教習in金沢」を開催、能登半島地震の被災地支援策の一環として
- 2024/4/15 17:59
- プレスリリース
■石川県内に営業所を持つカナモトが賛同し敷地を使用、教習が実現
自走大型クレーンや油圧ショベルの大手・加藤製作所<6390>(東証プライム)と建機レンタルの大手カナモト<9678>(東証プライム)は、4月15日、能登半島地震の被災地支援策の一環として、石川県金沢市で地域の学生等を対象にしたショベルカーの無償教習「小型車両系建設機械(整地等)特別教育」を2024年4月27日から2日間、開催すると発表した。
■復興は長期活動が想定され現地で操縦できるオペレーターも重要に
参加者は、加藤製作所が案内を出した石川県近郊の大学より、応募いただいた大学生や大学職員で、所定の教習(下段参照)を修了した場合には、3t未満のミニショベル等で土砂の撤去や液状化した土地の整地などの作業が可能になる。
被災地では、今もなお瓦礫や土砂が山積し、復旧・復興活動は長期にわたることが想定されており、今後も持続的な活動を支えていくためには、重機の供給だけでなく、現地で操縦できるオペレーターの充足も重要であると認識している。加藤製作所が現地で重機の無償教習会の開催を検討するなか、石川県内に営業所を持つカナモトが本企画の趣旨に賛同し、敷地使用を受け入れてくれたことにより本教習の開催が実現した。
【小型車両系建設機械(整地等)特別教育】
事業者は3トン未満の車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)の運転や業務を行う者に対し、安全又は衛生のための特別教育を行うことが法令で課せられている。本教習で対象とする機種は、国内にて流通台数が多く、様々な掘削作業に役立つなかで比較的教習時間が短く受講者の負担も少ない「ミニショベル」を選定した。
【実施概要(予定)】
・4月27日(土)9:15~(学科教習)
・4月28日(日)9:00~(実機教習)
【教習内容】:小型車両系建設機械(整地等)特別教育
【教習費用】:無料(本教習参加者については事前に募集し選定)
【対象機種】:ミニショベル(加藤製作所製のHD30V4を実習用として使用)
【講師】:加藤製作所・群馬教習センターより専任講師を派遣
<スケジュール>
【学科教習】4月27日(土)9:15~17:40
(TKPガーデンシティPREMIUM金沢駅西口:石川県金沢市広岡2-13-33、JR金沢駅西第三NKビル2階、教室:2D)
・走行に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識(3時間)
・作業装置の構造及び取扱いの方法に関する知識(2時間)
・運転に必要な一般的事項に関する知識(1時間)
・関係法令(1時間)
【実機教習】4月28日(日)9:00~16:10
(カナモト金沢営業所:石川県金沢市湊2-42-6)
・ミニショベルの操作方法(6時間)
【修了証交付】
(カナモト金沢営業所:同上)
(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)