住石HDがストップ高買い気配、3月決算の予想を大幅に増額修正、配当は60円(従来予想比40円増)に
- 2024/4/16 10:09
- 業績でみる株価
■石炭販売量が堅調に推移、「配当性向40%」を導入
住石HD(住石ホールディングス)<1514>(東証スタンダード)は4月16日、取引開始後に気配値のままストップ高の1412円(300円高、27%高)に達し、急激な出直り相場となっている。15日の15時過ぎに2024年3月期の連結決算予想の大幅な増額修正と配当等の方針の変更、増配などを発表し、好感買いが集中している。
24年3月期の連結決算予想は、石炭販売量が堅調に推移し、豪州ワンボ炭鉱からの配当金が下期予想を上回ったことなどを要因に、売上高は23年9月に開示した従来予想を14.8%上回る見込みに見直し、営業利益は同37.9%、親会社株主に帰属する当期純利益は同31.6%、各々上回る見込みに見直した。
また、配当方針などについては、利益還元方法を配当金の支払に一本化し、目安とする配当性向を明記することとし、新たに「配当性向40%を目安に」するとした。これに基づき、24年3月期の配当(期末のみ実施中)を1株60円の予定(従来予想比40円増、前期比では52円50銭の増配)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)