オープンワークは後場一段高、「従業員クチコミレポート」の提供を開始、期待強い
- 2024/4/16 14:37
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■情報プラットフォーム『OpenWork』に掲載されたクチコミをAIで分析・スコア化
オープンワーク<5139>(東証グロース)は4月16日の後場一段高となり、13時40分にかけて14%高の730円(92円高)まで上げ、前日比で反発幅を拡大。約2週間ぶりに700円台を回復している。15日付で「従業員クチコミレポートの提供を開始」と発表しており、新事業への期待が強まっている。
発表によると、転職・就職のための情報プラットフォーム『OpenWork』に掲載されたクチコミをAIで分析・スコア化し、企業の組織風土を可視化する「従業員クチコミレポート」の提供を開始した。信用リスク・企業分析に優れた株式会社クレジット・プライシング・コーポレーションと共同で開発した。
先の決算発表によると、「OpenWork」サービスは、2023年12月末時点で約7万社、約1620万件の社員クチコミデータが掲載され、登録ユーザー数は約605万人。また、「OpenWorkリクルーティング」サービスは同時点で契約社数(登録エージェント企業数含む)は約2830社、累計Web履歴書登録数(社会人・学生)は約101万件となった。2024年2月期の業績は営業利益が前期比40.0%増加し、今期は16.8%の増加を見込む。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)