アスカネットが【遺影】に関するホンネを調査、5割が自分で選びたいと回答するものの、準備は進めていない
- 2024/4/18 20:41
- プレスリリース
■10年前の調査とも比較、見えてくる変化とは?
遺影写真作成サービスで国内トップシェアを誇り、インターネットを活用した訃報のサービス「tsunagoo」などを展開するアスカネット<2438>(東証グロース)は、このほど、20歳から69歳以下の男女500名を対象に「『遺影』に関するホンネ調査」を行った。
アスカネットでは、遺影に関して2014年に同様の調査を行っており、過去の調査結果と比較しながらその結果を発表した。
同社では年間47万枚の『ご遺影写真』を作成している。親指サイズの小さい写真やピントの外れた写真から、独自の加工技術で故人様らしさを損なわない『ご遺影』を提供している。過去に作成されて劣化してしまった『ご遺影写真』のリメイクや、複数人のご先祖様を1枚におまとめするサービスも展開。破れや汚れも除去して美しく、着せ替えや背景変更も自由自在、白黒写真も色鮮やかに再現する事もできる。ぜひ、お近くの葬儀社様へご相談ください!としている。
【『遺影』に関するホンネ調査】
<調査の背景>
近年、高齢化社会の進展により、終活への関心が高まっている。しかし「遺影」について考える人はまだ多くはない様子がうかがえる。自分らしさを表現した遺影とは何か。どんな遺影写真が良いのか様々な悩み、課題があることを踏まえ、アスカネットでは、20代から69歳以下の男女500名に遺影に関するホンネ調査を行った。
この調査を通して「どんな遺影を準備していくか」のご参考になれば幸いである。
<リリースサマリー>
●全体の約5割が「遺影を自分で選びたい」と回答
●自分の遺影を準備していない人が最多なものの、遺影写真に前向きな方の中で8割は、遺影写真を準備しておきたいと回答
●遺影写真は「自分たちのスナップ写真を使用したい」と半数以上が答え、10年前と変わらず一番人気の遺影写真は「普段着で笑顔の遺影」
●納得のいく写真をプロに撮ってもらう場合、希望金額は「約1万円台」が最多
<調査概要>
・調査対象:20歳~69歳以下の男女500名
・調査機関:アイブリッジ株式会社
・調査ツール:Freeasy
・集計方法:インターネット調査
・調査期間:2024年3月22日
・回答数:500名
(調査結果の数値は小数点第2位以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合がある)
【Q.1】自分の遺影は選んでおきたいですか?
■全体の約5割が「遺影を自分で選びたい」と回答
自分の遺影に関して最も多い回答は「できれば選んでおきたい」が38.8%となり、「絶対に選んでおきたい」の10.0%とあわせると、遺影を自分で選びたいと回答した方は全体の約5割となった。2014年と比較すると遺影を自分で選びたいと回答している人は減少傾向となっている。
また2024年の調査を年代別で比較すると、20代は「まったく興味がない(30.4%)」の回答数が多いのに対して30代から60代以上は「できれば選んでおきたい」の回答数が多く、年代が上がるごとにその割合も増加傾向にあることから、年齢が高くなるにつれて遺影選びへの意識も高まっていると考えられる。
【Q.2】自分の遺影を準備していますか?
■自分の遺影を準備していない人が最多なものの、遺影写真に前向きな方の中で8割は遺影写真を準備しておきたいと回答
遺影の準備に関する調査では、「準備していないし、するつもりはない」の回答が最も多く50.2%となり、続いて「まだしていないが、準備しておきたい」が46.4%となった。
2014年と比較すると「準備するつもりがない」と回答する人が増えており、遺影を準備しておきたい人は2014年と比べて約10%程度低下した。その理由として、デジタルカメラやスマートフォンの普及により、誰でも簡単に写真が撮影できるようになったことが要因だと考えられる。また、遺影の写真を準備したいと回答している人が多いものの、準備の仕方が分からない、または準備自体にマイナスなイメージが定着していると考察される。
<【Q.1】で「絶対選んでおきたい」「できれば選んでおきたい」とした方の回答>
『Q.1』の遺影写真について「絶対選んでおきたい」「できれば選んでおきたい」と前向きに回答した方(48.8%、単数回答=244名)は、上記の設問で「まだしていないが準備しておきたい」が最も多く、8割の方が回答した。実際に準備している方も6%となり、遺影について考えている方はより前向きに取り組み検討・実施もしていることがわかった。
【Q.3】遺影はプロの写真家に撮ってもらいたいですか?
■遺影写真は「自分たちのスナップ写真を使用したい」と半数以上が答え、10年前と変わらず一番人気の遺影写真は「普段着で笑顔の遺影」
遺影をプロの写真家に撮ってもらいたいかの設問では、「自分たちで撮影をしたスナップ写真で良い」と回答した人が多く66.2%となり、続いて「できればプロに撮ってもらいたい」(27.2%)、「プロに撮ってもらいたい」(6.6%)という結果となった。
2014年と比較すると「スナップ写真で良い」の割合は下がり「できればプロに撮ってもらいたい」、「プロに撮ってもらいたい」は合計33.8%であり増加傾向にある。10年前と同様に「スナップ写真で良い」の回答率が高いのは、プロの撮影にかかる費用や時間などのハードルの高さはもちろん、プロに写真撮影を依頼する機会が少ないことなどが考えられる。近年では、スマートフォンのカメラ性能向上やSNSの普及により、自分たちで気軽に写真を撮る機会が増えたことが影響している可能性もある。
【Q.4】自分の遺影写真はどんな風にしたいですか?
■一番人気の遺影写真は「普段着で笑顔の遺影」
遺影写真で使いたい写真として、最も多い回答は「普段着で笑顔の遺影」で44.4%が回答し、続いて「好きな場所で撮った遺影」(20.8%)、3番目に多い回答は「趣味の物を持つなど自分らしさの出ている遺影」(16.8%)がとなり、2014年と同様の結果となった。
遺影写真は、普段着で笑顔の写真が依然として人気なものの、「好きな場所」や「趣味の物」など自分らしさを表現する写真も増えてきており、より自然な姿で残したいと考える人が増えていると考えられる。
【Q.6】納得のいくプロフィール写真を写真館やスタジオでプロに撮影してもらうとしたら、いくら出しますか?
■納得のいく写真をプロに撮ってもらう場合、希望金額は「約1万円台」が最多
最後に、「納得のいくプロフィール写真を写真館やスタジオでプロに撮影してもらうとしたら、いくら出しますか?」という設問では、「1円~10,000円」が67.4%で、2番目に「10,001円~15,000円」が19.2%、「15,001円~20,000円」が7.0%、「20,001円以上」が6.4%という結果になった。
プロフィール写真および遺影写真などプロのカメラマンに依頼する際の費用は1万円以下で抑えたいと考えている人が多い中、1万円以上を支払ってもプロに撮影してもらいたいと考える人も一定数存在しており、写真のクオリティに対する意識も高まっていると考えられる。
アスカネットでは年間47万枚の『ご遺影写真』を作成している。親指サイズの小さい写真やピントの外れた写真から、独自の加工技術で故人様らしさを損なわない『ご遺影』を提供している。過去に作成されて劣化してしまった『ご遺影写真』のリメイクや、複数人のご先祖様を1枚におまとめするサービスも展開している。ぜひ、お近くの葬儀社様へご相談ください!としている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)