東京ボード工業は続伸し出直り強める、「炭素固定」のSDGs関連株で評価不足の見方

■一部には仮設住宅用などの災害対策需要が活発と注目強める様子も

 東京ボード工業<7815>(東証スタンダード)は4月19日、続伸一段高となり、午前10時を過ぎては22%高の1235円(221円高)まで上げて約1週間ぶりに1200円台を回復し、出直りを強めている。パーティクルボードなどの住宅用資材を手掛け、積極的なリサイクル材料の活用が脱炭素・SDGs関連株として環境投資ファンドなどから注目されているもよう。また、このところは仮設住宅向けの需要が活発化との見方も出ているもようで、材料株妙味があるようだ。

 同社の「E・V・Aボード」は、「ほぼ100%木質廃棄物を原材料」(ホームページより)とする「マテリアルリサイクル」製品。廃材を消却せず再利用するため、大気中にCO2を放出することがなく、ボードの中にCO2を閉じ込める形で「炭素固定」ができる。調査筋の中には、もっと注目されていい銘柄との評価も出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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