大阪ガスグループ、インドにおける都市ガス事業を拡大、国土の1割に相当する広大なエリアをカバー

■大阪ガス・住友商事・JOINの3社による日系コンソーシアムを通じた出資

 大阪ガス<9532>(東証プライム)は4月19日、住友商事<8053>(東証プライム)および海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)と共に、インドの都市ガス事業者AG&P LNG Marketing Pte. Ltd.に出資し、事業面積をインド国土の1割に相当する約32万平方キロメートルに拡大すると発表。これにより、インド南部と北中部における都市ガス・LNGの調達から販売までの一連の事業を展開し、将来的には国内ガス販売量の半分を超える規模に成長させることを目指していく。

 大阪ガスグループは、中期経営計画「Connecting Ambitious Dreams」を掲げ、アジア市場での事業展開を加速する方針である。インドにおける都市ガス事業の拡大は、エネルギーの低炭素化と安定化に貢献し、アジア諸国の経済発展を支える重要な柱となる。

 インド政府は、経済成長に伴うエネルギー需要の増大と低炭素化・大気汚染対策のため、天然ガスの利用拡大を推進している。大阪ガスグループは、この政策に沿って都市ガスインフラの整備を進め、CNG車の普及を含む天然ガスの利用拡大に貢献する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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