■全体相場が波乱含みのためディフェンシブ株として資金集まる期待
中外製薬<4519>(東証プライム)は4月22日、反発相場となり、5077円(157円高)まで上げた後も5000円台で売買されている。19日、同社創製の抗悪性腫瘍剤/ALK阻害剤『アレセンサ』がALK陽性早期非小細胞肺がんに対する初めての術後補助療法として米国FDAより承認取得と発表。期待材料視されている。
日経平均は朝方に400円高だったものの午前10時にかけては50円高前後で推移。前取引日の19日は1011円安で、まだ予断を許さない情勢と見受けられる。薬品株や食品株、小売り株などは波乱含みの相場で資金が集まりやすいディフェンシブ株とされるため注目されている面もあるようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)