日立グループの日立エナジーが15億ドル超の投資により変圧器の製造能力を40%向上へ
- 2024/4/24 18:44
- プレスリリース
■欧州・米州・アジアで設備投資と人員増強、世界最大級の生産体制を構築
日立製作所<6501>(東証プライム)グループの日立エナジーは4月24日、電化促進による変圧器需要増加に対応するため、15億ドル超を投資し、2027年までに変圧器の製造能力を40%向上させると発表。新規雇用は4000人以上を創出する。
同投資には、ドイツや米国、コロンビア、中国、ベトナム、オーストラリアなどでの既存工場の増強に加え、フィンランド・ヴァーサ地域への新工場建設が含まれる。新工場は3万平方メートルの規模で、2025年末までに稼働開始予定。
日立エナジーは、世界最大の変圧器メーカーであり、1万7000人以上の従業員と60以上の工場・サービスセンターをグローバルに展開している。今回の投資により、世界最大級の生産体制を構築し、変圧器の安定供給と高品質化を実現する。
また、デジタル技術を活用した製造技術の導入により、業務効率化と品質向上を図っていく。これにより、日立エナジーは、2030年までのカーボンニュートラル達成目標の推進にも貢献するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)