ソニーセミコンダクタソリューションズ、国内コンビニ500店舗にエッジAI視認検知ソリューションを導
- 2024/4/25 07:53
- 話題
■デジタルサイネージの視認検知―来店客の行動を自動把握
ソニーグループ<6758>(東証プライム)のソニーセミコンダクタソリューションズは4g津24日、国内のコンビニエンスストア500店舗にエッジAI技術を用いた視認検知ソリューションの導入を開始したと発表。この技術は、デジタルサイネージの広告効果を向上させることを目的としており、来店客の視認を自動で検知し、視聴人数や視聴率を把握する。
インテリジェントビジョンセンサー『IMX500』を用いたこのソリューションは、個人を特定する画像データを出力せず、プライバシーに配慮しながら効果的なデータ取得を実現する。センサーに搭載されたAIは、検知エリア内の人数やデジタルサイネージへの視認者数・時間などのメタデータを効率的に取得し、高度な広告効果測定と分析を可能にする。
『IMX500』搭載の小型エッジデバイスは、店頭での目立ちにくさと設置の柔軟性を兼ね備えている。SSS独自の積層構造技術により、撮像からAI推論までを1つのチップ上で実現し、スペースの制約が厳しい店舗内でも効率的な設置が可能である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)