【話題】日経平均の週足チャートが8月に続いて『首吊り足』出現、中国悪を跳ね除けられるか

株式市場 日経平均株価

10月第1週(2日金曜日まで)の日経平均週足チャートは、今年8月のチャイナショックで下げたとき以来の、『首吊り足』が出現した。週初始値1万7809円に対し週末終値が1万7725円と小さな陰線だったが、特に安値が1万6901円と長い下ヒゲを引き、いわゆる、「首吊り足」となった。

チャート派が、「押し目買いで戻したものの上値を伸ばしきれない要警戒の足」として嫌がるチャートである。去る、8月25日のチャイナショックの時も週足で首吊り足が出現、その翌週は早くも急落につながった。

今回はアベノミクス第2ステージという強力な支援があるため、首吊り足チャートは外れるだろうとの見方もされているが、果たしてどうか。8月の中国ショックが単なるショックではなく日本の企業業績に現実悪として現れているだけに首吊り足を跳ね除けて上値を追うことができるだろうか、大いに注目されるところである。

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