■新規雇用は最大340人となる予定
トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は4月26日、米国インディアナ州にある生産拠点であるToyota Motor Manufacturing, Indiana, Inc.(TMMI)に14億ドル(約2200億円)を投資し、2026年から3列シートSUVの電気自動車(BEV)の新型車を生産することを決定したと発表。新規雇用は最大340人になる見込みである。
昨年、米国ケンタッキー州のToyota Motor Manufacturing Kentucky, Inc.(TMMK)でもBEVの生産が開始されたが、TMMIでの生産は2工場目となり、両工場で異なるモデルが生産される。今回の投資には、BEVに搭載する電池パックの新設工程も含まれており、North CarolinaのToyota Battery Manufacturingで生産された電池が使用される予定。
トヨタは、地域に根差した経営を行い、市場特性や顧客ニーズに応じた製品を提供することで、CO2削減に貢献していく方針。BEVのほか、ハイブリッド車やプラグインハイブリッド車など、多様な選択肢を通じて、環境への取り組みを進めていくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)