■北陸新幹線と恐竜博物館が旅行者を引き寄せる
楽天グループ<4755>(東証プライム)が運営する旅行予約サービス「楽天トラベル」が発表した、今年のゴールデンウィーク(4月27日~5月5日宿泊分)の人気上昇都道府県ランキング。1位は北陸新幹線延伸で注目を集める福井県となった。2位はハウステンボスが人気の長崎県、3位はインバウンド需要が伸びる奈良県がランクイン。以下、4位茨城県、5位広島県と続く。
【1位:福井県】
北陸新幹線延伸でアクセスが便利になった福井県は、前年同期比1.2倍以上に予約が急増。特に敦賀駅周辺や福井駅周辺エリアが人気。2023年7月にリニューアルオープンした福井県立恐竜博物館も話題を呼び、子連れ旅行が好調に伸びている。
【2位:長崎県】
ハウステンボス周辺エリアの予約が前年同期比1.3倍に伸長した長崎県。ヨーロッパの街並みやイルミネーションを楽しめるハウステンボスでは、3月に新ライドアトラクションもオープンした。ゴールデンウィークにはバラ祭りも開催予定で、旅行者の注目を集めている。
【3位:奈良県】
楽天トラベルにおけるゴールデンウィーク期間のインバウンド予約伸び率が全都道府県の中で最も高い奈良県。近年は高級宿を含む新規宿泊施設の開業も進み、国内外から注目を集めている。
【4位:茨城県】
豊かな自然と歴史文化を楽しめる茨城県は、前年同期比1.1倍増で4位にランクイン。特に、国営ひたち海浜公園のネモフィラ畑がゴールデンウィークの見頃を迎えることから、観光客の増加が予想される。
【5位:広島県】
世界遺産の宮島や原爆ドームなど、見どころ満載の広島県は、前年同期比1.1倍増で5位となった。ゴールデンウィーク期間には、平和記念公園周辺で様々なイベントが開催される。
上記以外にも、北海道や沖縄県など、多くの都道府県でゴールデンウィークの予約が好調に推移している。楽天トラベルでは、今後も旅行者にとって参考になる情報を提供し、旅行需要を喚起していくとのこと。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)