ファンデリーは上場維持基準(分布基準)にすべて適合、東証から受領し確認

ビジネス 万年筆 メモ

■3月決算は完全黒字化、スタンダード市場への移行に向け新計画を開始

 ファンデリー<3137>(東証グロース)は4月30日の午後、上場維持基準への適合に関するお知らせを発表し、この度、東京証券取引所より「上場維持基準(分布基準)への適合状況について」を受領し、2024年3月31日時点でグロース市場の上場維持基準に全て適合していることを確認したと開示した。

 これ以前は「流通株式時価総額」のみ充足していなかったが、23年6月に発表した「上場維持基準への適合に向けた計画」に基づき基準充足に向けて諸施策を進めてきた。この完全適合を受け、2025年度の決算でスタンダード市場への移行をめざし2カ年計画をスタートした。グロース市場からスタンダード市場への移行を目指し、2026年3月までに課題をクリアする。

 同時に発表した2024年3月期の連結決算は、管理栄養士の監修による健康食を宅配するMFD(メディカル・フード・デリバリー)事業でアクティブ会員数が四半期ベースで5年ぶりに増加するなどで全体に回復の勢いが強まり、連結ベースでは各利益とも4期ぶりに黒字となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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