九州電力と九州電力送配電、同性パートナー及びその子に関する社内制度適用などを開始
- 2024/5/1 18:26
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■多様性を尊重する職場環境、トランスジェンダー支援と相談窓口の設置
九州電力<9508>(東証プライム)と九州電力送配電は5月1日、性的指向やジェンダーアイデンティティに関わらず、従業員が活き活きと働ける環境を整備するため、同性パートナー及びその子に対する社内制度の適用を開始したと発表。これにより、同性パートナー及びその子は社内制度上の「家族」とみなされ、休暇・休職関係や給与・福利厚生関係の制度が同等に適用される。
さらに、トランスジェンダーの従業員が自認する性で安心して就業できるよう、性同一性障害の治療に対する休暇適用や通称名の使用を可能とする支援も実施される。また、LGBT相談窓口の設置により、当事者や職場の相談に応じる体制が整えられた。
実施時期は2024年5月1日からで、全従業員を対象とした研修実施等によるLGBTに関する理解浸透活動も継続して行われる。