JTOWERとメトロウェザー、通信鉄塔利用に関する基本契約を締結、気象情報サービスに活用

■携帯電話以外初!全国5300本の鉄塔で気象情報サービスの精度検証

 JTOWER<4485>(東証グロース)とメトロウェザーは5月7日、JTOWERが保有する通信鉄塔の利用に関する基本契約を締結したと発表。これは、JTOWERが保有する通信鉄塔において、携帯電話のネットワーク整備以外の用途としては初の契約締結となる。

 メトロウェザーは、ドップラー・ライダーと呼ばれる装置を用いて、風に舞った大気中の塵や微粒子を散乱体として反射光を受信し、ドップラー効果を利用した解析を実行することで、風況をリアルタイム・3次元に把握・可視化する技術を開発している。

 今回の契約により、メトロウェザーはJTOWERが全国に保有する約5300本の通信鉄塔を活用し、ドップラー・ライダーの量産に向けた精度検証を行う予定。まずは関西圏の通信鉄塔について、2024年秋からの利用に向けた準備を進めており、今後、メトロウェザーの体制強化に向け、JTOWERが全国に保有する通信鉄塔の利用拡大を検討していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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