ゼンリンデータコム、AMANE、東京センチュリーがEVシフトを支援する「e-mobilog」で基本合意

■産業界の電動化を背景にした新たなマーケットプレイス構築へ

 ゼンリン<9474>(東証プライム)グループのゼンリンデータコム、AMANE、東京センチュリー<8439>(東証プライム)は5月7日、電気自動車(EV)およびプラグインハイブリッド車(PHEV)の車両データ管理システム「e-mobilog」を通じた連携協議に関する基本合意書を締結したと発表。これにより、EVシフトを支援し、業界の垣根を越えたマーケットプレイスの構築を目指していく。

 産業界全体の電動化の進展に伴い、EVの社用車や商用車としての導入が増加している。しかし、充電管理の負担増加や電力料金の上昇など、運用面での課題も顕在化している。ゼンリンデータコムとAMANEは、これらの課題解決を目指し、e-mobilogを共同開発し、車両データの可視化により効率的なEV運用をサポートしていく。

 e-mobilogは、SOC(電池残量)、SOH(バッテリー劣化度)などの車両情報を一覧表示し、リアルタイム位置表示やデータ集計、充電ステーション検索などの機能を提供する。今後、e-mobilogの機能拡張と車両データの活用を進め、最適なサービス提供を目指していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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