アイデミーが活況高、AI人材など育成する学習サービス「Aidemy(アイデミー)」の累計ユーザー数30万人突破など好感、値上がり率4位
■5月決算への期待も再燃、第3四半期までの業績は最高を更新
アイデミー<5577>(東証グロース)は5月9日、9%高の1740円(138円高)まで上げた後も1700円前後で売買され、13時を過ぎては東証グロース銘柄の値上がり率4位前後に躍進している。8日付で、AI/DX・GX人材を育成する学習サービス「Aidemy(アイデミー)」の累計ユーザー数が30万人を突破と発表しており、改めて注目し直す投資家が増えたとみられている。また、2024年5月期・第3四半期累計の業績は、AIモデル開発のニーズの強さが牽引し過去最高の売上高、営業利益を更新したため、5月通期の業績への期待も強まっているようだ。
「Aidemy(アイデミー)」は、2017年12月のサービスローンチ以降、約3か月後の18年3月には1万人のユーザー数を記録、その後21年2月に10万人、22年12月には20万人に到達して成長を続け、24年5月にサービスローンチから6年半で累計30万人を突破した。
『人的資本の開示』が23年3月期決算以降、開示を義務付けられたことにより、人材育成に力を入れる企業が増え、AI/DXの技術的スキルやESG関連の内容のほか、階層別研修等へのニーズが高まっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)