東急不動産、東京湾で国内初の洋上浮体式太陽光発電設備を設置、海面上での発電・蓄電・運搬・消費を検証

■海上に浮かぶ太陽光パネルでエネルギー地産地消を目指す

 東急不動産ホールディングス<3289>(東証プライム)グループの東急不動産とSolarDuck B.V.は5月9日、東京都の「東京ベイeSGプロジェクト 先行プロジェクト」に採択され、東京湾にて国内初となる洋上浮体式太陽光発電設備の設置を完了し、実証を開始したと発表。

 同プロジェクトでは、洋上浮体式太陽光発電設備での発電、地上の蓄電池への蓄電、蓄電池の運搬・消費の実証を行い、東京ベイエリアにおけるエネルギー地産地消の実現を目指していく。

 また、5月12日から21日にかけて海の森エリアで開催されるイベント「SusHi Tech Tokyo 2024」では、同実証で発電した再生可能エネルギーを活用した電動モビリティへの給電や電動船への給電を実施する。

 今後は、国内初となる「洋上浮体式太陽光発電」の実用化を目指すとともに、東京ベイエリアを中心としたエネルギーの地産地消の実証実験により、国内外各地へ展開しうる都市モデル検討に寄与していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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