■中国事業も伸長傾向
ツムラ<4540>(東証プライム)は5月10日、買い気配を上げてストップ高の4392円(700円高、19%高)で始値をつけ、約1か月半ぶりに年初来の高値を更新してその後もストップ高で売買されている。9日の15時に2024年3月期の連結決算を発表し、今期・25年3月期の予想を売上高22%増、営業利益97%増とするなどで、想定を上回る意外感が言われている。
24年3月期の連結営業利益は前期比4.3%減だったが、今期・25年3月期の予想は97.3%増とした。親会社株主に帰属する純利益も24年3月期は1.4%増だったが今期は70.6%増の見込みとした。国内で医療用漢方製剤の増加が見込まれ、薬価改定による販売金額の増加も見込まれ、中国事業の伸長傾向などが寄与する見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)