【株式市場】NY株高や補正予算への期待強まり日経平均1万8000円台回復

株式市場

◆日経平均の前引けは1万7941円62銭(216円49銭高)、TOPIXは1458.85ポイント(13.93ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億9315万株

チャート5 5日前場の東京株式市場は、NY株の前週末200ドル高に加え、消費刺激策や少子化対策に関する補正予算への期待、TPP(環太平洋経済連携協定)交渉の大筋合意の見通しなどが材料視され、日経平均は朝方に289円64銭高(1万8014円77銭)まで上げて取引時間中としては9月18日以来の1万8000円台回復となった。日経JASDAQ平均など振興市場の指数も軒並み高い。

 補正予算による経済政策への期待などから新日鐵住金<5401>(東1)などの景気敏感株が高く、TPP関連株も林兼産業<2286>(東1)などが活況高となり、訪日観光客による「爆買い」関連株も堅調。また、ノーベル賞候補に関する期待などで旭化成<3407>(東1)も高い。8日から始まる日本癌学会を念頭に直近で新薬関連の材料が出たサンバイオ<4592>(東マ)ファーマフーズ<2929>(東マ)デ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576>(JQG)などが活況高。

 東証1部の出来高概算は9億9315万株、売買代金は9792億円。1部上場1898柄のうち、値上がり銘柄数は1293銘柄、値下がり銘柄数は518銘柄となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■北海道大樹町で飛行、安全性と着地精度を実証  ホンダ<7267>(東証プライム)の研究開発部門で…
  2. ■自社で自動運転システムを持たない企業にも施工自動化を提供  日立建機<6305>(東証プライム)…
  3. ■年間約36万人が犠牲に、二輪事故対策が急務  豊田合成<7282>(東証プライム)は6月11日、…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る