【マーケットセンサー】「悪い円安」を「良い円安」に変えるチャンス到来!

■円安メリットを享受する不動産・証券株に注目

 円安・ドル高の影響を受ける高額商品・ブランド品関連の百貨店株や化粧品株、不動産株、証券株が注目されている。これらの銘柄は年初来高値水準にあるが、今後の金融政策決定会合を見据えた投資戦略により、さらなるパフォーマンス向上が期待される。

■不動産投資の新潮流

 円キャリートレードの流れに乗り、不動産再生・ファンド株や不動産テック株への投資が活発化している。ヒューリック<3003>(東証プライム)、ファーストブラザーズ<3454>(東証スタンダード)、トーセイ<8923>(東証プライム)などの銘柄では業績の上方修正や増配が続いており、PERが10倍前後と割安である点も投資家にとって魅力的である。

■証券株の活躍が期待される日本株市場

 日本株の購入が増える中、証券株が活躍する場面が見込まれる。大和証券グループ本社<8601>(東証プライム)、野村ホールディングス<8604>(東証プライム)をはじめ、PBRが1倍を割る銘柄も注目されている。バークシャー・ハザウェイの円建て社債の幹事証券を務めるみずほ証券の親会社であるみずほフィナンシャルグループ<8411>(東証プライム)にも関連株買いが期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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