日立建機、油圧ショベル1台で多用途に活用できるアタッチメント着脱システム「P-Line」を国内で受注開始

■運転席から1人でアタッチメント交換可能、施工現場の安全性と生産性を向上

 日立建機<6305>(東証プライム)は5月14日、油圧ショベル1台で多用途に活用できるアタッチメント着脱システム「P-Line」を、2024年10月から日本国内向けに受注開始すると発表。

 P-Lineは、油圧ショベル、アタッチメント、旋回機能付き完全油圧式クイックカプラ、アタッチメント自動認識装置などの組み合わせで構成されており、オペレーターは運転席に座ったまま数十秒ほどでアタッチメントを付け替えることができる。

 13t以上のクラスでは、アタッチメントに最適な油圧の圧力や流量などの情報を登録したICタグを取り付けて、Bluetoothで運転室内のモニターと接続する。これにより、オペレーターの油圧設定の手間を削減し、機械の故障リスクの低減に寄与する。今後、都市土木、解体、管工事など幅広い業種での需要が見込まれる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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