マーケットエンタープライズが急伸しストップ高、株主優待制度の新設や第3四半期の大幅な営業増益を好感

■株主優待は24年6月末現在の株主を対象に開始

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は5月は15日、買い気配で始まり、ストップ高の885円(150円高)まで上げる場面を見せて急伸相場となっている。14日午後に発表した2024年6月期・第3四半期決算(2023年7月~24年3月・累計)の営業利益が前年同期の2.7倍となり、「推し進めてきた生産性向上策の成果が収益面で顕在化」(業績予想の増額修正のリリースより)、同時に株主優待制度の新設も発表し、好感買いが集中している。

 第3四半期累計の連結決算では、経常利益と親会社株主に帰属する四半期純利益は赤字だったが、6月通期の予想は各々前回予想を上回る見込みに見直した。

 株主優待制度の新設は、24年6月末日時点で1単元(100株)以上の株式を保有する株主を対象に毎毎年実施するとし、500円分のクオ・カードを進呈することとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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