フォスター電機が高値を更新、受注1年前倒して達成など業績好調で再び上値を追う

■米中関係も視野にベトナムを重視、ハンガリーでは下期からスピーカ生産

 フォスター電機<6794>(東証プライム)は5月16日、再び上値を追う相場となり、取引開始後に8%高の1330円(104円高)まで上げて約1か月ぶりに年初来の高値を更新し、その後も2021年4月以来の1300円台で売買活況となっている。15日午後に発表した2024年3月期の連結決算の営業利益が前期比80.4%増加し、親会社株主に帰属する当期純利益は同2.7倍となるなどで、23年3月期に完全黒字化したあとの業績回復ピッチが想定以上との見方が出ている。

 24年3月期は、「受注活動において(中略)中期事業計画完了時(2025年3月期)の受注を確保」(決算短信より)した。生産体制面では、「米中対立の先鋭化も視野に入れ、ベトナム・ビンズオン工場にてスピーカ生産を開始する準備を行って」おり、25年度上期からスピーカの量産を開始する予定。また「地産地消推進の観点から、ハンガリーの生産子会社で24年度下期からスピーカ生産を開始する予定」。今期・25年3月期の連結業績予想は、為替前提を1US$=145円、1ユーロ=155円とし、売上高を6.1%増、営業利益を24.6%増などとした。年間配当は1株40円(前期比15円の増配)の予定とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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