インターネットインフィニティーが大きく出直る、リハビリ型デイサービスなど好調、3年に1度の介護報酬改定も追い風に
- 2024/5/16 15:00
- 業績でみる株価
■24年3月期は営業利益2.4倍に急回復
インターネットインフィニティー<6545>(東証グロース)は5月16日、大きく出直る相場となり、朝方に8%高の499円(39円高)まで上げて約1か月半ぶりの490円台を回復し、13時にかけてもた後も480円前後で堅調に売買されている。リハビリ型デイサービス施設「レコードブック」を全国に225店舗(2024年5月初)展開し、15日の夕方に発表した24年3月期の連結決算が前期比で売上高11%増、営業利益2.4倍などと全体に急回復、注目再燃となった。営業利益は今期・25年3月期も54%増を見込み、全体に一段と業績が拡大する見通しとした。
24年3月期は、レコードブック事業や在宅サービス事業など、既存事業の利用者が順調に推移した上、前期に実行した複数のM&Aに関連した一時費用の負担がなくなったため、営業利益以下の段階利益は大きく増加した。今期は、介護業界での人材不足が深刻化する中で、3年に1度改定される介護報酬が24年4月の介護報酬改定により全体では1.59%のプラス改定となり、持続的な成長などに向けた環境が多少は整うことになる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)