イトーキ、チームミーティングに最適な六角形高機能クローズドブース「ADDCELL Hexa(アドセルヘキサ)」を開発

■オフィスの会議室不足や音問題を解決する工事不要の個室ブースに、6平方メートルの大型バリエーションを拡充

 イトーキ<7972>(東証プライム)は5月16日、大型ディスプレイを用いたチームミーティングやハイブリッドミーティングに最適な六角形高機能クローズドブース「ADDCELL Hexa(アドセルヘキサ)」を開発したと発表。2024年秋以降の発売を目指して更なる開発を進めている。なお同製品は、5月29日(水)~31日(金)に東京ビッグサイトで開催されるドイツ発・アジア最大規模のオフィス家具見本市「オルガテック東京2024」にて参考展示する。

■開発背景

 ハイブリッドワーク普及に伴う個室ブースのニーズは依然として増加傾向にあり、当社販売売上実績は前年比で2.5倍以上となっている。同社では2022年1月から、人と音に配慮したあらゆるオフィスになじむクローズドブース「ADDCELL(アドセル)」の発売を開始。通常のブースと比較して床をなくした新たな構造が特徴で、1人用、2人用、4名用、ユニバーサルタイプなどの多様なバリエーション、工事不要の手軽さ、スリムな外周デザインによるブース内の快適性が好評で、多くのワークプレイスに採用されている。

 昨今では1on1や大型ディスプレイを用いたミーティングなどの増加による多人数タイプの需要も高まっていることから、チームミーティングにも対応できるよう6名用のモデル開発に至った。遮音と吸音に優れた最新型の個室ブースにより、オフィスでの会議室不足やオープンスペースでの音問題を解消し、効率的で創造的なチームでの協働を実現する。

■主な特徴

(1)全員が画面を見やすいレイアウトで一体感を醸成する六角形形状

 大型ディスプレイを設置でき全員が見やすいレイアウトにすることでチームの一体感が生まれやすい六角形形状を採用している。特徴的な外観がオフィスの象徴として存在感を生み出しつつ、ガラス面を大きく取った抜け感のあるデザインが開放感をもたらしコミュニケーションを誘発する。六角形形状は複数台並べて設置した際にも空間に無駄ができにくいため、単体でも複数でも導入しやすい点も特徴である。

(2)最大6名まで使用可能、工事不要の6平方メートル大型個室ブース

 従来の個室ブースにはなかった最大6名用まで使用可能な6平方メートルの大型ブースである。間仕切りなどの設備工事が不要で手軽に導入できる。優れた遮音性と吸音性、スリムな外周デザインによるブース内の快適性はそのままに、大人数でもゆとりを持ってチームミーティングを行うことが可能である。

(3)新たに生まれた空間を活用したハドルスペース

 ブース外面を活用することでハドルスペース(短時間のミーティングスペース)としても利用可能である。打ち合わせ前後のショートミーティング、ちょっとした作業などに最適なワークスペースを自由に構築でき、オフィスワーカー同士のコミュニケーションを誘発するとともに業務効率を高める。

■従来のデザインを踏襲した四角形形状「ADDCELL(アドセル)」8名用モデルも新たに開発

 配置効率のよい四角形型の大型化にも着手しており、人と音に配慮したあらゆるオフィスになじむクローズドブースとして展開してきたこれまでのADDCELLで最大サイズだった4人用(3平方メートルタイプ)を6~8人(6平方メートルタイプ)で利用可能なタイプに拡張。従来搭載の入室に伴う照明・ファンの自動運転機能や、リアル・Web会議利用として十分な遮音性はそのままに、設備工事を伴わず中規模会議室のフレキシブルな増設に対応する。発売はADDCELL Hexaと同様に2024年秋以降を予定している。

【製品概要】

製品名=ADDCELL Hexa(アドセルヘキサ)

仕様=
①ロータイプ
 サイズ:W3130×D2710(6平方メートル)
 対象:4〜6名用
 構成:ローソファ、テーブル

②ハイタイプ
 サイズ:W3130×D2710(6平方メートル)
 対象:4〜6名用
 構成:ハイソファ、ハイテーブル
※「オルガテック東京2024」にて参考展示します
※展示品はプロトモデルであり、最終販売仕様とは異なる場合があります

製品名=ADDCELL(アドセル)
仕様=6~8人用四角形タイプ
 サイズ:W2400×D2400(6平方メートル)
 対象:6〜8名用
(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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