ペットゴーが動意強める、決算発表ラッシュを通過し内容の良かった銘柄を選別

■営業利益は連続最高、前期4.6%増、今期26.7%増を予想

 ペットゴー<7140>(東証グロース)は5月17日、5%高に迫る924円(40円高)まで上げた後も920円台で堅調に売買され、3か月にわたる小動き横ばい相場から2日続けて出直る相場となっている。ペットフードやペット用品のECサイトを運営し、今期・25年3月期の連結営業利益は26.7%増の予想と連続最高の大幅拡大を見込む。3月決算の発表ラッシュが一巡し、決算内容の良かった銘柄を選別し直す動きが広がってきたとされ、同社株にも注目が波及してきたようだ。

 15日に発表した2024年3月期の連結決算は、売上高が前期比1.2%減だったが、今期・25年3月期は4.9%増の予想とした。同じく営業利益は4.6%増だったが過去最高を達成し、今期は26.7%増の予想と一段の拡大を見込む。

製造元から自社のECサイトを通じて製品を顧客に直接販売する『D2C』ブランドとサブスクコマースが成長しており、「今期は『D2Cシフト』を中期成長戦略とし、利益率の高い事業構造への転換を推進」(決算説明資料より)する。2月には、ハイエンドなプレミアムブランドを取り扱うオンラインのペット専門店『ペットゴープレミアム(petgo Premium)』を開設した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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