東北新社がストップ高、5年間で約500億円のキャッシュを「構造改革」や「株主還元」に

■手始めに前3月期の期末配当を4倍超に増配

 東北新社<2329>(東証スタンダード)は5月20日、買い気配のままストップ高の1444円(300円高、26%高)に達し、値が付けば4月1日以来約1か月半ぶりに1400円台を回復する急激な出直り相場となっている。17日の夕方、24年3月期の期末配当などについて発表し、直近予想(2023年5月19日公表)の1株19円を4倍超の同78円の予定に増配するとした。好感買いが先行している。

 「中期経営計画」に基づき、5年間で約500億円のキャッシュを「構造改革」「M&A」「株主還元」に、バランスよく有効に活用していくことを開示済みで、「構造改革」や「M&A」と同等のバランスで、株主への「株主還元」も実行していくとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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