【株式市場】前場の日経平均は559円高、資源株が一斉高となり半導体関連株も上げ3万9000円台を回復

◆日経平均は3万9346円92銭(559円54銭高)、TOPIXは2778.89ポイント(33.27ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は8億9382万株

 5月20日(月)前場の東京株式市場は、イランの大統領が乗るヘリコプターの事故報道やニッケル産地ニューカレドニアでの暴動を受け、INPEX<1605>(東証プライム)などの石油関連株や大平洋金<5541>(東証プライム)、住友鉱<5713>(東証プライム)などの資源株が一斉高となったほか、米Nヴィディアの決算発表への期待などからレーザーテック<6920>(東証プライム)やソシオネクスト<6526>(東証プライム)などの半導体関連株も上げ、三井物産<8031>(東証プライム)などの大手商社株も上げた。建設株や不動産株、鉄道株もしっかり。日経平均は小安く始まった直後から上げピッチを強め、午前11時前には649円78銭高(3万9437円16銭)まで上げた。取引時間中の3万9000円台は4月15日以来となった。

 日本山村硝子<5210>(東証スタンダード)がストップ高となり引き続き黒字転換の決算など好感され2日連続大幅高。メタプラネット<3350>(東証スタンダード)は値上がり率20%を超え第1四半期の赤字大幅軽減など連日好感。麻生フオームクリート<1730>(東証スタンダード)は住石HD<1514>(東証スタンダード)と(株)麻生の資本業務提携を受けて思惑強まるとされ一時ストップ高。アイズ<5242>(東証グロース)は特許取得に関する発表など好感されストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は8億9382万株、売買代金は2兆502億円。プライム上場1649銘柄のうち、値上がり銘柄数は1296銘柄、値下がり銘柄数は317銘柄。

 東証33業種別指数は海運、その他製品を除く31業種が値上がりし、石油石炭、非鉄金属、鉱業、鉄鋼、化学、電力ガス、不動産、サービス、建設、卸売り、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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