■半導体「後工程銘柄」の有力株、次の四半期の業績予想に期待強まる
ディスコ<6146>(東証プライム)は5月23日、買い気配の後4%高の6万円ちょうど(2330円高)で始値をつけ、さらに上昇、3日続けて上場来の高値を更新している。半導体関連株の中で「後工程銘柄」の有力株と位置付けられており、米半導体大手エヌビディアが米国22日午後に発表した第1四半期決算(2~4月)について「第2・四半期(5─7月)の売上高見通しは市場予想を上回った」(ロイターニュース5月23日午前8:04)などと伝えられ、買い安心感が強まっている。
ディスコは4月下旬に発表した3月決算で、今期・25年3月期の業績予想について、「半導体・電子部品業界において顧客の投資意欲が短期間で激しく変動することから需要予測が困難なため、業績予想の開示方法については、『1四半期先までの開示』としております」とし、連結業績予想は第1四半期(25年4~6月)の数値を発表した。エヌビディアの第2四半期の予想が市場予想を上回ったとされたため、ディスコの次の四半期の予想にも期待が強まることとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)