メイコーが再び上値を指向、ベトナム第2工場が今期でフルキャパ、新たな工場を建設

■ベトナムでの繁忙ぶりに注目集まる、京写と提携

 メイコー<6787>(東証プライム)は5月23日、再び上値を指向する相場となり、取引開始後に7%高の6740円(420円高)まで上げた後も6700円台で売買され、約1週間前につけた2010年以降の高値6890円(24年5月17日)に向けて出直っている。プリント配線基板の設計製造大手で、今期・25年3月期の連結業績見通しは営業利益を37.2%増、親会社株主に帰属する当期純利益を10.5%増などとし、各利益が3期ぶりに最高を更新する見込み。先高感の強い相場となっている。

「アセアンへのサプライチェーンを期待する顧客が急増」(決算説明資料)し、「ベトナム第2工場は今期でフルキャパとなるため、今後の拡張スペースとして新たな工場を建設」(同)する計画で、ベトナム第4工場(2025年度より順次稼働)に着手している。さらに、南西にクルマで45分の距離にホアビン工場(26年度より稼働予定)も計画している。同じくプリント配線基板の大手・京写<6837>(東証スタンダード)と提携しており、ベトナムでの繁忙ぶりが注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る